地天泰
ちてんたい

流れがかみ合って、ものごとがのびのび通っていく時

今のあなたの周りには、上と下、相手と自分、内と外がうまくかみ合って、ものごとがすっと通っていく——そんな穏やかで安定した空気が流れているようです。

天の気が下りてきて、地の気が昇っていって、ちょうど真ん中で交わる。お互いが歩み寄って混じり合うから、自然と良い循環が生まれる、というイメージですね。

物事がうまく回り始めた時、人間関係が和やかな時、努力がやっと実を結び始めた時、チームや家庭の空気が落ち着いている時に、この卦はよく出ます。

ただ、ひとつだけお伝えしておきますね。

この「安泰」は、ずっと同じ形で続くものではないんです。平らな道もいつかは坂になるように、この良い状態をどう保ち、どう次に備えるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

初九(しょきゅう) ― いちばん最初の段階

ひとことで言うと
良い流れが始まったところ。仲間と一緒に動き出すと、うまくいきやすい段階です。
今は、こんな時
地面の茅(ちがや)を一本抜くと、根がつながっていて、まわりの草もずるずる一緒についてくる——今はそんなふうに、あなたが動くと、自然と人もついてくる時かもしれません。何かを始めようとしたら賛同者が現れた、誘ったら思いのほか人が集まった、職場やサークルで良い空気が広がり始めた。そんな手応え、ありませんか?一人で抱え込まなくていい、追い風の入り口にいるのだと思います。
とるべき行動
いい流れを感じたら、信頼できる仲間と一緒に、思い切って一歩踏み出してみるといいと思いますよ。ここは前に進んで吉、と出ている段階ですから、遠慮はいりません。声をかける、巻き込む、チームで動く——一人でやるより、仲間とつながって進むほうが、流れがぐっと太くなります。
気をつけたいこと
ただ、つながる相手は選びたいところです。良い人とつながれば良い流れも広がりますが、流されるまま誰とでも組むと、後でほどきにくくなることも。最初に組む相手こそ、丁寧に見てくださいね。

いまの気がかりを、地天泰に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

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地天泰という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)