今回出た卦

火雷噬嗑

からいぜいごう

邪魔なものを噛み砕いて、思い切って前を通す時

卦辞(原文)

噬嗑、亨。利用獄。

噬嗑(ぜいごう)は、亨(とお)る。獄(ごく)を用(もち)うるに利(よろ)し。

今のあなたの周りには、間に挟まった「邪魔なもの」を、しっかり噛み砕いて取り除く——そんな課題が立ち上がっているようです。

口の中に固いものが挟まると、噛み合わせられませんよね。噛み砕いて初めて、口がきちんと閉じる。それと同じで、今は障害や問題を曖昧にせず、思い切って断ち切ることで、初めて物事が通っていく局面です。

こじれた問題に決着をつけたい時、けじめや筋を通さなければならない時、邪魔だてしてくるものを乗り越えたい時に、この卦はよく出ます。

この卦は「裁く・けじめをつける」エネルギーを持っています。だからこそ、力の入れ方を間違えないことが大事なんです。

早めに小さく手を打つのか、強い相手と渡り合うのか、それとも放置しすぎてこじれきってしまうのか——同じ「噛み砕く」でも、あなたが今どの段階にいるかで、吉にも凶にもなります。この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

手をつけた相手が思いのほか手強く、嫌な思いをする段階。でも、大きく外すことはありません。

今いる段階

六三(りくさん)

爻辞(原文)

噬臘肉、遇毒。小吝、无咎。

臘肉(ろうにく)を噬(か)みて、毒に遇(あ)う。小(すこ)しく吝(りん)なれども、咎(とが)无し。

今は、こんな時
片づけようとしたら、予想外の抵抗や嫌な反応に出くわした——そんな場面にいませんか?指摘したら逆ギレされた、解決しようとしたら別の問題が出てきた、進めようとしたら後味の悪い対立になった。古くて固い干し肉を噛んだら、嫌な味に当たった、そんなイメージです。少し気まずく、すっきりしない時ですね。でも、ひとつ安心してほしいことがあります。多少の苦い思いはあっても、咎められるほどの失敗にはならない時なんです。
とるべき行動
嫌な反応があっても、途中で投げ出さず、やるべきことはやり切るのがよさそうです。後味が悪くても、目的そのものは間違っていません。少しの摩擦は織り込み済み、くらいの気持ちで進めてみてください。
気をつけたいこと
気まずさに引きずられて感情的になると、小さな苦さが大きなしこりに変わります。「これは想定内」と一歩引いて、淡々と処理する——それが傷を最小限にしますよ。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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