水雷屯
すいらいちゅん
何かが生まれようとして、まだうまく動けずにいる時
今のあなたの周りには、新しい芽が地面を割って出ようとしている——でも、土がまだ固くて、なかなか思うように伸びられない、そんな産みの苦しみのような空気が流れているようです。
種にはちゃんと力がある。方向も間違っていない。ただ、出はじめの今がいちばん引っかかりやすくて、もたつく時期なんですね。
新しいことを始めたばかりの時、立ち上げの渦中にいる時、進みたいのに障害が次々出てくる時に、この卦はよく出ます。
ただ、ひとつお伝えしておきますね。
この「うまく動けない感じ」は、悪い兆しではなく、むしろ大きく育つ前の当たり前の難しさなんです。テーマは「滞りの中での船出」。ただし、それを乗り越える道筋はあなたが今どの段階にいるかで変わります。
焦って突っ込むべき時はほとんどなくて、誰かと手を組み、土台を固めることが鍵になりやすい。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
上六(じょうりく) ― いちばん最後の段階
- ひとことで言うと
- 進退きわまって苦しい時。ここが底で、もがき続けないことが大事な段階かもしれません。
- 今は、こんな時
- 進むことも退くこともできず、馬上で血の涙を流す——そんな、八方ふさがりの苦しさを表しています。何をやっても行き詰まる、頑張っても報われず涙が出そう、もう打つ手がないように感じる。心当たり、ありませんか?もしそうなら、今はいちばんしんどい局面に立っているのかもしれません。
- とるべき行動
- こういう時は、無理にもがいて状況をこじ開けようとしないのがよさそうです。いったん力を抜いて、信頼できる人に気持ちを吐き出したり、流れが変わるのを待ったりしてみてください。苦しさの極みは、裏を返せば「ここから変わる」一歩手前でもあります。
- 気をつけたいこと
- 焦って無茶を重ねると、消耗するばかりで傷が深くなりがちです。今は踏ん張りどころというより、力を温存して嵐が過ぎるのを待つ時。一人で抱えこまないでくださいね。
いまの気がかりを、水雷屯に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。
ありがとうございます。AIとの相談はただいま準備中です。公開まで、もう少しだけお待ちくださいね。