今回出た卦

雷風恒

らいふうこう

変わらず、コツコツ続けていく時

卦辞(原文)

恒、亨、无咎、利貞、利有攸往。

恒(こう)は、亨(とお)る。咎(とが)无(な)し。貞(ただ)しきに利(よろ)し。往(ゆ)く攸(ところ)有るに利し。

今のあなたの周りには、新しく何かを始めるというより、すでにあるものを変わらず保ち、長く続けていく——そんな空気が流れているようです。

雷と風がいつも一緒に動くように、決まったリズムを守りながら、淡々と日々を重ねていくイメージですね。

続けてきた関係を大切に育てている時、毎日の習慣や仕事をコツコツ積み重ねている時、長く付き合う相手との安定した日々の中にいる時に、この卦はよく出ます。派手さはなくても、「続けること」そのものに意味がある局面です。

ただ、「続ける」と言っても、ただ同じことを漫然と繰り返せばいいわけではないんです。

その持続が良い実りになるか、的外れな空回りや、ぐらつき・固執になってしまうかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

一筋に守り続ける段階。その一徹さは、立場によって吉にも凶にもなります。

今いる段階

六五(りくご)

爻辞(原文)

恒其德、貞、婦人吉、夫子凶。

其の德を恒(つね)にす。貞(てい)。婦人(ふじん)は吉、夫子(ふうし)は凶。

今は、こんな時
ひとつのやり方や、ひとりの相手を、ずっと変えずに守り通している——そんな時期にいませんか?一途に思い続けている、決めた方針を頑なに貫いている、昔ながらのやり方を変えずに守っている。その変わらなさが、咸とはまた違う「恒」の芯の強さです。
とるべき行動
もしあなたが今、誰かを支える・従う・尽くす立場にいるなら、その一貫した誠実さはそのまま吉に働きます。一筋に守り通すことに、自信を持って大丈夫ですよ。
気をつけたいこと
ただ、人を率いたり、状況に応じて判断を変えるべき立場にいる時は要注意です。ひとつのやり方に固執して融通が利かないと、かえって凶に転びやすい。同じ「守り通す」でも、支える側には吉、導く側には凶——立場で正反対になる所なんです。自分が今どちらの役回りか、見極めてみてください。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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