今回出た卦

雷風恒

らいふうこう

変わらず、コツコツ続けていく時

卦辞(原文)

恒、亨、无咎、利貞、利有攸往。

恒(こう)は、亨(とお)る。咎(とが)无(な)し。貞(ただ)しきに利(よろ)し。往(ゆ)く攸(ところ)有るに利し。

今のあなたの周りには、新しく何かを始めるというより、すでにあるものを変わらず保ち、長く続けていく——そんな空気が流れているようです。

雷と風がいつも一緒に動くように、決まったリズムを守りながら、淡々と日々を重ねていくイメージですね。

続けてきた関係を大切に育てている時、毎日の習慣や仕事をコツコツ積み重ねている時、長く付き合う相手との安定した日々の中にいる時に、この卦はよく出ます。派手さはなくても、「続けること」そのものに意味がある局面です。

ただ、「続ける」と言っても、ただ同じことを漫然と繰り返せばいいわけではないんです。

その持続が良い実りになるか、的外れな空回りや、ぐらつき・固執になってしまうかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

落ち着きを失って、続けてきた土台まで揺らぐ段階かもしれません。

今いる段階

上六(じょうりく) ― いちばん最後の段階

爻辞(原文)

振恒、凶。

恒(つね)を振(ふる)う。凶。

今は、こんな時
長く続けてきたのに、終盤になって妙に落ち着かなくなっていませんか?焦ってあちこち動き回る、腰が定まらずソワソワする、ゴール間際で気持ちが乱れて手が付かない。せっかく積み上げてきた持続が、てっぺんで揺らぎ始めている——そんな段階です。
とるべき行動
ここは大きく動かず、まず腰を据えるのがよさそうです。落ち着かない時ほど、いったん深呼吸して、今までのリズムに戻る。新しいことに手を広げるより、足元を静かに固め直してみてください。
気をつけたいこと
動揺したまま動き回ると、原典の言うとおり凶——これまで続けてきたものまで一緒に崩しかねません。「最後まで来たのに、なぜ今さら」と思うかもしれませんが、終わりぎわほど落ち着きが要ります。揺れている自分に気づいたら、まず止まることですね。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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