水山蹇
行き悩み、足が止まる。無理に進まず、退いて足場を固める時
蹇、利西南、不利東北。利見大人、貞吉。
蹇(けん)は、西南(せいなん)に利(よろ)し、東北(とうほく)には利しからず。大人(たいじん)を見るに利し。貞(ただ)しくして吉(きち)。
今のあなたの周りには、前に進もうとすると壁にぶつかる——そんな、なかなか思うように運ばない空気が流れているようです。
目の前には越えにくい川があって、後ろには動かない山がある。進むも退くも難しく感じる、いわば八方ふさがりに近い局面ですね。
やることなすこと足止めを食らう時、計画がどうしても前に進まない時、誰かとの板挟みで身動きが取れない時、健康やお金のことで行き詰まりを感じる時に、この卦はよく出ます。
ただ、この卦が伝えているのは「もう無理だ」ということではないんです。
進めば行き悩むけれど、いったん退けば、ちゃんと道がある——蹇の面白いところは、ここなんですね。
そして、その難儀をどう抜けるか、退いた先で何を掴むかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
玄の見立て 自分のためでなく、立場や責任から困難を引き受ける段階のようです。
今いる段階
六二(りくじ)
王臣蹇蹇、匪躬之故。
王臣(おうしん)蹇蹇(けんけん)たり、躬(み)の故(ゆえ)に匪(あら)ず。
- 今は、こんな時
- 自分一人のことなら、こんな苦労はしなくていいのに——それでも、任された立場や守りたい人のために、あえて難儀に飛び込んでいる。そんな状況にいませんか?板挟みの調整役を任された、家族や部下のために矢面に立っている、断れない責任を背負っている。自分の損得で動いているわけじゃないからこそ、しんどいんですよね。
- とるべき行動
- もし今がそういう局面なら、その苦労からすぐ逃げずに、誠実に向き合ってみるのがよさそうです。「自分のためじゃない」その姿勢は、たとえすぐ報われなくても、ちゃんと見ている人がいます。一人で抱えすぎず、信頼できる相手に状況を共有しておくのもいいと思いますよ。
- 気をつけたいこと
- 責任感が強い人ほど、全部を背負い込んで消耗しがちです。引き受けるのは立派ですが、自分が倒れては元も子もありません。「これは自分の務め、でもここからは人に頼っていい」——その線引きだけは、忘れないでくださいね。
押すほどこじれる、足止めの恋。無理に進まず、退いて頼れる人の知恵を。
恋愛で、いまの段階は
六二 ― 自分の損得ではなく、相手や関係への責任から苦労を引き受けている段階。報われにくく感じても、その献身は「わが身のためではない」と原典が認めるものです。
押すほど詰まる足止めの時。退く勇気と、人に頼る素直さが出口になる。
仕事で、いまの段階は
六二 ― 自分の損得ではなく、任された立場や守りたい人のために難儀を引き受けている段階。その苦労は「わが身のためではない」と原典が認めるものです。ただし線引きを忘れず、抱えすぎないで。
そのまま玄に話しかけられます。
玄の鑑定書(詳細レポート)
ここまでの相談と今回の卦をもとに、玄が一通の鑑定書に読み解きます。
- いまの状況と、あなたが立っている段階
- この先向かいやすい流れ
- あなたの場面に引きつけた読み解き
- 卦がすすめる道
- 時間軸つきの、これからの動き方
- 原典の言葉と、その意味
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ごめんなさい、鑑定書はいま準備の最終段階なんです。もうすぐお作りできるようになりますので、少しだけ待っていてくださいね。
今日の話、少しは整理の役に立ちましたか?
ありがとうございます。またいつでも、卦を立てに来てくださいね。
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