風雷益
ふうらいえき

増えて、与えて、伸びていく時

今のあなたの周りには、ものごとがぐんぐん伸びていく、追い風のような空気が流れているようです。

上にあるものが下へ恵みを回し、風と雷が互いに勢いを足し合うように、力が一方通行ではなく循環して大きくなっていく——そんなイメージですね。

新しいことを始めるのに後押しが得られる時、人に与える・支える側に回る時、思い切った挑戦に踏み出したい時、恵まれた巡り合わせの中で成長している時に、この卦はよく出ます。

ただ、ひとつだけお伝えしておきますね。

この「増えていく流れ」は、勢いに乗って大胆に動くほど良くなる段階もあれば、与えすぎ・求めすぎが裏目に出る段階もあって、それはあなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

六四(りくし)

ひとことで言うと
公正に振る舞えば、大きな決断にも周りがついてくる段階のようです。
今は、こんな時
あなたが間に立って、人と人、上と下をつなぐ役回りになっている——そんな場面にいませんか?プロジェクトの調整役、上司と現場の橋渡し、家族や仲間の意見をまとめる立場。あるいは、方針転換・移転・体制変更といった「大きな舵取り」を任されようとしている時かもしれません。あなたが偏らず筋を通していれば、その提案は驚くほどすんなり受け入れられる時です。
とるべき行動
もしそうなら、私情や派閥に寄らず、まんなかを行く姿勢でいくのがよさそうです。そのうえで、自分ひとりで抱え込まず、きちんと上や周りに諮ってから動くと、大きな変化でも安心して任せてもらえますよ。中立で誠実な人の言葉だからこそ、人は安心してついてくるんです。
気をつけたいこと
どちらかに肩入れしていると見られた途端、調整役の信用は崩れます。「あの人は公平だ」という評価が、あなたの一番の武器。そこだけは大事に守ってください。

いまの気がかりを、風雷益に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

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風雷益という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)