今回出た卦

水天需

すいてんじゅ

あわてず、機が熟すのを待つ時

卦辞(原文)

需、有孚、光亨、貞吉。利涉大川。

需(じゅ)は、孚(まこと)有り、光(おお)いに亨(とお)る。貞(ただ)しくして吉(きち)。大川(たいせん)を渉(わた)るに利(よろ)し。

今のあなたの周りには、力ずくで前に進めるより、いったん腰を据えて「その時」が来るのを待つほうがうまくいく——そんな空気が流れているようです。

川の向こうに渡りたいけれど、目の前の水かさはまだ多い。だからこそ、減るのを待ってから渡る。そういう、焦らず構えるイメージですね。

結果がまだ出そうで出ない時、相手の出方を待っている時、準備は整ったのにゴーサインだけが下りない時に、この卦はよく出ます。

ただ、この「待つ」が実りある待ちになるか、ただ足踏みして消耗するだけかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。

テーマは「待つこと」。ただし、その待ち方の正解は段階で変わるんです。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

少し雑音が入る時。けれど最後はちゃんと収まる段階かもしれません。

今いる段階

九二(きゅうじ)

爻辞(原文)

需于沙。小有言、終吉。

沙(さ)に需(ま)つ。小(すこ)しく言(げん)有れど、終(つい)に吉(きち)。

今は、こんな時
川辺の砂地まで近づいてきた——問題の手前まで来て、ちょっとした摩擦やうわさ、軽い小言が耳に入り始める時です。陰で何か言われている気がする、ちょっとした行き違いでギクシャクしている、SNSやグループでモヤッとする一言を受けた。そんな小さなざわつきに、心当たりはありませんか?
とるべき行動
そういう声に、いちいち真正面から反応しないのがよさそうです。聞き流して、もう少し様子を見る。多少の言葉のとげはあっても、慌てず構えていれば、最後にはちゃんと良い形に収まる時ですから、焦らなくて大丈夫ですよ。今は、受け流す余裕を持つことが効いてきます。
気をつけたいこと
小さな雑音にカッとなって言い返すと、なくてもいい争いに発展してしまうことも。「これは流していいやつだ」と見分ける落ち着きを、大事にしてくださいね。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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