今回出た卦

震為雷

しんいらい

突然の衝撃に、ビクッとさせられる時

卦辞(原文)

震、亨。震來虩虩、笑言啞啞。震驚百里、不喪匕鬯。

震(しん)は、亨(とお)る。震(しん)来(きた)りて虩虩(げきげき)たり、笑言(しょうげん)啞啞(あくあく)たり。震は百里を驚かすも、匕鬯(ひちょう)を喪(うしな)わず。

今のあなたの周りには、雷がいきなり鳴り響くような、ビクッとする出来事が起きやすい空気が流れているようです。

予想していなかった知らせ、急なトラブル、心臓が跳ねるような驚き——大きな音に一瞬すくむけれど、よく見れば自分の手元の大事なものは落とさずに済んでいる、そんなイメージの卦です。

突然の異動や連絡が飛び込んできた時、想定外のことに動揺している時、緊張する場面を前にしている時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「衝撃」が、あなたを目覚めさせる良い刺激になるか、ただ振り回されて終わるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

おびえが極まって、動けなくなる段階。今は進まず、難が来る前に備える時かもしれません。

今いる段階

上六(じょうりく) ― いちばん最後の段階

爻辞(原文)

震索索、視矍矍、征凶。震不于其躬、于其鄰、无咎。婚媾有言。

震(しん)索索(さくさく)たり、視(み)ること矍矍(かくかく)たり。征(ゆ)けば凶。震(しん)其の躬(み)に于(お)いてせず、其の鄰(となり)に于いてす、咎(とが)无し。婚媾(こんこう)に言(げん)有り。

今は、こんな時
恐れが大きくなりすぎて、体が震え、目はきょろきょろと落ち着かない——そんな、不安に飲み込まれそうな状態になっていませんか?最悪の事態ばかり想像してしまう、周りの動きにいちいちビクついてしまう、怖くて一歩も動けない。もしそんな心当たりがあるなら、今この勢いのまま無理に進むのは、避けたほうがいい局面です。
とるべき行動
今、焦って前に出るのは進めば凶——うまくいきにくい時です。だからこそ、難が自分の身に降りかかる前に、隣で起きていることから学んで、早めに備えておくのがよさそうです。人の失敗やトラブルを「対岸の火事」にせず、「自分も気をつけよう」と受け止められたら、それで咎められることはありませんよ。
気をつけたいこと
恐怖でこわばったまま、大事な話(縁談や約束ごと)を進めると、後でしこりや言い争いが残りやすい時です。今は新しく踏み込むより、落ち着きを取り戻すことが先。心が静まるまで、大きな決断はそっと先送りにしておきましょう。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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