火山旅
かざんりょ

慣れない場所を、旅人として通り過ぎていく時

今のあなたの周りには、腰を据えた本拠地ではなく、仮の場所を転々とするような、落ち着かない旅の空気が流れているようです。

旅人は、よその土地では身寄りもなく、立場も弱い。だからこそ、控えめに、慎ましく振る舞うことが身を守ります。ほどほどには通じるけれど、大きくは広がりにくい、そんなイメージの卦です。

新しい環境に移ったばかりの時、慣れない場所で心細い時、自分の居場所がまだ定まっていない時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「旅の身」を、慎ましく無事に過ごせるか、それとも気を抜いて足元をすくわれるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

六二(りくじ)

ひとことで言うと
旅先で、安心できる宿と支えを得る段階。落ち着ける良い時です。
今は、こんな時
慣れない場所で、ちゃんと落ち着ける宿を見つけ、路銀も手元にあり、頼れる人にも恵まれている——そんな安定を感じていませんか?新しい環境に居場所ができた、当面の蓄えがあって安心できる、信頼できる協力者や仲間を得た。旅人が良い宿に落ち着き、忠実な従者を得るように、心細い旅の中で、ほっとできる足場を確保できている段階です。
とるべき行動
今は、この落ち着ける環境を大切に守っていくのがよさそうです。得られた居場所や、支えてくれる人との信頼を、丁寧に育ててください。頼れる人にも恵まれ、安心できる良い時ですから、ここを拠点に、無理のない範囲で着実に過ごしていくといいですよ。
気をつけたいこと
恵まれている時こそ、支えてくれる人をぞんざいに扱わないことです。旅先での信頼は、一度失うと取り戻しにくいもの。今ある安定を当たり前と思わず、感謝を持って接していきましょう。

いまの気がかりを、火山旅に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

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火山旅という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)