火山旅
かざんりょ

慣れない場所を、旅人として通り過ぎていく時

今のあなたの周りには、腰を据えた本拠地ではなく、仮の場所を転々とするような、落ち着かない旅の空気が流れているようです。

旅人は、よその土地では身寄りもなく、立場も弱い。だからこそ、控えめに、慎ましく振る舞うことが身を守ります。ほどほどには通じるけれど、大きくは広がりにくい、そんなイメージの卦です。

新しい環境に移ったばかりの時、慣れない場所で心細い時、自分の居場所がまだ定まっていない時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「旅の身」を、慎ましく無事に過ごせるか、それとも気を抜いて足元をすくわれるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

六五(りくご)

ひとことで言うと
小さな損で大きな成果を得る段階。最後には名誉と信頼を手にする時です。
今は、こんな時
ちょっとした犠牲を払うことで、それ以上の大きなものを手に入れている——そんな手応え、ありませんか?小さな出費や手間を惜しまなかったことが、大きな信頼につながった。一矢を失っても獲物を仕留めるように、わずかな損で確かな成果を得た。旅先の身でありながら、ふさわしい評価や役割を得ていく、報われる段階です。
とるべき行動
今は、小さな損失を惜しまず、本当に得たい大きなものに向かうのがよさそうです。目先の出費や手間を恐れないでください。その思い切りが、最後には名誉と信頼(誉と命)につながる時ですから、ケチケチせず、要所では気前よく投じてみるといいですよ。
気をつけたいこと
小さな損を惜しんで、大きな機会を逃さないことです。今は、一矢を失う覚悟があってこそ獲物が獲れる段階。目先の損得勘定にとらわれず、長い目で価値あるものを取りにいきましょう。

いまの気がかりを、火山旅に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

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火山旅という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)