風澤中孚
心からの誠実さが、まっすぐ相手に伝わる時
中孚:豚魚吉、利涉大川、利貞。
中孚(ちゅうふ)は、豚魚(とんぎょ)にも吉(きち)。大川(たいせん)を渉(わた)るに利(よろ)し。貞(ただ)しきに利し。
今のあなたの周りには、テクニックや見栄えよりも、心の奥にある「まこと」がものを言う——そんな空気が流れているようです。
親鳥が卵を温めるように、目に見えないところで注いだ誠実さが、不思議と相手の心に届いていく。言葉が通じにくい相手や、警戒している人にまで気持ちが伝わっていくような、そういう局面ですね。
信頼関係を築きたい時、本音で向き合いたい時、誰かと深くつながろうとしている時に、この卦はよく出ます。
ただ、その「誠」が温かい信頼として実るか、それとも空回りして虚しい声だけになってしまうかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。
だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
玄の見立て 大切なものに専念するため、横のつながりを手放す段階のようです。
今いる段階
六四(りくし)
月幾望、馬匹亡、无咎。
月(つき)望(ぼう)に幾(ちか)し。馬匹(ばひつ)亡(うしな)う。咎(とが)无(な)し。
- 今は、こんな時
- 月がもう少しで満ちる——そんな実りの近い時です。でもその一方で、これまで一緒に並んで歩いてきた相手と、いったん離れることになるかもしれません。より大事なもの・上の目標に一心に向かうために、対等の仲間や馴れ合いから距離を置く。昇進や役割が変わって付き合いが変わる、目標に集中するために誘いを断る、本命に専念するため曖昧な関係を整理する。そんな場面にいませんか?
- とるべき行動
- 今は、いちばん大切に思うものへ気持ちを一つに向けるのがよさそうです。横のつながりが少し離れても、それは間違いではなく、咎められることのない選択ですよ。後ろめたく思わず、向かうべき方へまっすぐ進んでみてください。
- 気をつけたいこと
- 離れていく相手に未練を残しすぎると、気持ちが二つに割れてしまいます。今は専一に向かう時。手放すべきものは、感謝とともに静かに手放すのがよさそうです。
飾らないまことが響き合う恋。言葉より中身、アピールより日々の誠実さを。
恋愛で、いまの段階は
六四 ― 月がほぼ満ちる段階。曖昧な横並びの関係を手放し、本命ひとつに専念するなら咎なし、と原典が言います。整理は後ろめたく思わなくて大丈夫です。
飾らない誠実さが信頼になる時。中身が本物なら、大きな挑戦も渡れる。
仕事で、いまの段階は
六四 ― 実りが近づく段階。横並びの馴れ合いから離れ、向かうべき役割や目標に専念するなら咎なし、と原典は言います。付き合いが変わることを後ろめたく思わなくて大丈夫です。
そのまま玄に話しかけられます。
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ここまでの相談と今回の卦をもとに、玄が一通の鑑定書に読み解きます。
- いまの状況と、あなたが立っている段階
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ごめんなさい、鑑定書はいま準備の最終段階なんです。もうすぐお作りできるようになりますので、少しだけ待っていてくださいね。
今日の話、少しは整理の役に立ちましたか?
ありがとうございます。またいつでも、卦を立てに来てくださいね。
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