風天小畜
力は溜まってきたのに、まだ実らず足踏みしている時
小畜、亨。密雲不雨、自我西郊。
小畜(しょうちく)は、亨(とお)る。密雲(みつうん)あれども雨ふらず、我(わ)が西郊(せいこう)よりす。
今のあなたの周りには、ものごとがあと一歩で動き出しそうなのに、なかなかそこまで届かない——そんな、もどかしい空気が流れているようです。
空には雨を降らせそうな雲がびっしり満ちているのに、まだ一粒も落ちてこない。エネルギーは確かに溜まっているのに、決定打にならず、小さく蓄えながら待っている。そんなイメージですね。
あと少しで成果が出そうな仕事、もう少しで距離が縮まりそうな相手、計画は整ったのに動き出せない——そんな「あと一歩」の局面で、この卦はよく出ます。
ここで大事なのは、今は大きく押し切る時ではなく、小さく整えながら機を待つ時だ、ということ。
テーマは「小さく蓄えて、無理せず待つ」。ただし、その待ち方が実りにつながるか、ただの足踏みで終わるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
玄の見立て 仲間と一緒に正しい道へ。連れ立って戻れる、心強い段階です。
今いる段階
九二(きゅうじ)
牽復、吉。
牽(ひ)かれて復(かえ)る、吉(きち)。
- 今は、こんな時
- 一人で抱え込まず、誰かに引っ張ってもらいながら本筋に戻っていく——そんな時かもしれません。信頼できる同僚や友人が「こっちだよ」と声をかけてくれた、似た立場の仲間と足並みをそろえて動き直している、先に戻った人につられて自分も戻れた。そんな心当たり、ありませんか?今は、孤独に頑張るより、人とつながって進むほうがうまくいく段階です。
- とるべき行動
- 意地を張らず、誘ってくれる人・一緒に行ける人の手を素直に取ってみるのがよさそうです。人と連れ立って正道に戻るこの形は、吉ですよ。「自分だけで」とこだわらず、半歩、仲間に合わせてみてください。
- 気をつけたいこと
- ただ、ただ流されて付いていくのとは違います。「自分も戻りたい」という気持ちがあってこその同行です。方向だけは、ちゃんと自分でも確かめておきましょう。
想いは満ちているのに、まだ降らない「雨の一歩手前」の恋。焦らず小さく育てる時。
恋愛で、いまの段階は
九二 ― 一人で抱え込まず、友人の力や場の流れを借りて自然に距離を戻せる時。連れ立って戻るこの形は吉です。
成果の一歩手前で足踏みする時。押し切らず、小さく蓄えた人がいちばん先に実る。
仕事で、いまの段階は
九二 ― 一人で意地を張らず、仲間と連れ立って正しい道に戻れる時。信頼できる同僚の誘いに素直に乗るこの形は吉です。
そのまま玄に話しかけられます。
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ここまでの相談と今回の卦をもとに、玄が一通の鑑定書に読み解きます。
- いまの状況と、あなたが立っている段階
- この先向かいやすい流れ
- あなたの場面に引きつけた読み解き
- 卦がすすめる道
- 時間軸つきの、これからの動き方
- 原典の言葉と、その意味
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ごめんなさい、鑑定書はいま準備の最終段階なんです。もうすぐお作りできるようになりますので、少しだけ待っていてくださいね。
今日の話、少しは整理の役に立ちましたか?
ありがとうございます。またいつでも、卦を立てに来てくださいね。
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