天火同人
てんかどうじん

人と心を合わせ、力を一つにしていく時

今のあなたの周りには、人と手を取り合い、志を同じくする仲間と力を合わせていく——そんな、協力と連帯の空気が流れているようです。

燃え上がる火が天に向かうように、明るく開かれた心で、同じ方向を目指す人たちが集まってくるイメージですね。

仲間と何かを成し遂げようとする時、人とのつながりがカギになる時、一人では越えられない壁に向き合っている時、チームや組織で動く時に、この卦はよく出ます。

ただ、ひとつだけお伝えしておきますね。

「人と一つになる」と言っても、どんな相手と、どこまで開かれた心で結ぶかで、その質はまるで変わってきます。内輪だけの仲良しになるのか、広く志を同じくできるのか。それはあなたが今どの段階にいるかで分かれます。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

九三(きゅうさん)

ひとことで言うと
疑いや警戒で動けなくなる段階。にらみ合いが長引きやすい時のようです。
今は、こんな時
兵を草むらにひそませ、高い丘に登って相手の出方をうかがう——今は、人を信じきれずに身構えて、にらみ合ったまま動けずにいる時かもしれません。あの人は敵か味方かと疑っている、本音を出せずに探り合っている、ライバル意識で構えてしまう。そんな状況、ありませんか?警戒しているうちに、長いあいだ事が進まない、そんな膠着した局面です。
とるべき行動
疑いで身構えるほど、動けない時間が延びていきます。ここは、いったん武装を解いて、自分から胸の内を開いてみるのがよさそうです。相手を出し抜こうとするより、正直に話す、歩み寄る、警戒を緩める。にらみ合いを終わらせるのは、たいてい先に手を開いたほうです。
気をつけたいこと
「相手が攻めてくるかも」と疑い続けると、何年も平行線のまま、というのがこの段階の落とし穴です。勝とう・出し抜こうとする気持ちが強いほど、かえって前に進めません。力比べより、心を開くこと。そこに目を向けてみてください。

いまの気がかりを、天火同人に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

もう一度占う

天火同人という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)