天火同人
てんかどうじん

人と心を合わせ、力を一つにしていく時

今のあなたの周りには、人と手を取り合い、志を同じくする仲間と力を合わせていく——そんな、協力と連帯の空気が流れているようです。

燃え上がる火が天に向かうように、明るく開かれた心で、同じ方向を目指す人たちが集まってくるイメージですね。

仲間と何かを成し遂げようとする時、人とのつながりがカギになる時、一人では越えられない壁に向き合っている時、チームや組織で動く時に、この卦はよく出ます。

ただ、ひとつだけお伝えしておきますね。

「人と一つになる」と言っても、どんな相手と、どこまで開かれた心で結ぶかで、その質はまるで変わってきます。内輪だけの仲良しになるのか、広く志を同じくできるのか。それはあなたが今どの段階にいるかで分かれます。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

上九(じょうきゅう) ― いちばん最後の段階

ひとことで言うと
遠く離れた、淡い結びつきの段階。深くはないが、悔いも残らない時です。
今は、こんな時
人里離れた郊外で、ゆるやかに人とつながる——今は、深く濃密に結びつくというより、当たり障りのない、淡い距離感のつながりの中にいるのかもしれません。立場上どうしても一歩引いている、深入りせず適度な距離で付き合っている、輪の中心からは外れた場所にいる。そんな状況、ありませんか?熱い連帯とはいかないけれど、それはそれで穏やかな局面です。
とるべき行動
無理に輪の中心に飛び込もうとせず、今の距離感を受け入れてみるのもいいと思いますよ。深い結びつきにはならなくても、後悔するようなことはないと出ています。広く浅く、穏やかに。今は深いつながりを求める時ではなく、静かに人と関わる時だと割り切ってみてください。
気をつけたいこと
「もっと中心で、もっと濃く」と無理に距離を詰めようとすると、かえって空回りしがちです。淡いつながりには淡いつながりの良さがあります。物足りなさを感じても、その距離を惜しむ必要はありませんよ。

いまの気がかりを、天火同人に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

もう一度占う

天火同人という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)