今回出た卦

雷地豫

らいちよ

喜びと勢いがわき上がり、心が浮き立つ時

卦辞(原文)

豫、利建侯、行師。

豫(よ)は、侯(こう)を建(た)て、師(いくさ)を行(や)るに利(よろ)し。

今のあなたの周りには、地の中から雷が鳴り響くように、エネルギーがわき上がって、心が浮き立つ——そんな、喜びと高揚の空気が流れているようです。

よろこびに満ちて、人も自然と集まり、勢いに乗ってものごとが動き出していくイメージですね。

楽しいことが続く時、気持ちが盛り上がっている時、準備が整って動き出す時、人を巻き込んで何かを始める時に、この卦はよく出ます。

ただ、ひとつだけお伝えしておきますね。

喜びや楽しさは、人を元気にもするけれど、溺れると足をすくう、両刃のものなんです。その勢いを良い力に変えられるか、それともただ浮かれて流されるかは、あなたが今どの段階にいるかで大きく分かれます。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

安楽に流されがちだが、芯は失わない段階。粘り強く持ちこたえる時です。

今いる段階

六五(りくご)

爻辞(原文)

貞疾、恆不死。

貞(てい)にして疾(や)む、恒(つね)に死(し)せず。

今は、こんな時
楽な状況や心地よさに、少し流されかけている——でも、完全にダメになるわけではなく、しぶとく持ちこたえている。今は、そんな「もたれかかりたい気持ち」と戦いながらも、芯のところは保っている時かもしれません。安定にあぐらをかきそうになる、楽なほうに流れたくなる、慢性的なモヤモヤを抱えている。そんな心当たり、ありませんか?病のように厄介だけれど、致命傷にはならない局面です。
とるべき行動
安楽に完全に身を委ねず、自分の役割や芯だけは手放さないようにするといいと思いますよ。長く患うようでも、滅びはしないと出ています。一気に良くするのは難しくても、踏みとどまり続けることに意味がある時。流されそうな自分を責めず、それでも芯を保つ。その粘りが、あなたを守ります。
気をつけたいこと
「どうせ大丈夫だから」と完全に楽なほうへ倒れ込むと、ずるずると長引きます。致命傷にはならないからこそ、ずるずる続いてしまう厄介さがある段階。だらしなく流れきらないよう、最低限の手綱だけは握っていてください。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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