山風蠱
さんぷうこ

溜まった乱れや問題に、向き合って立て直していく時

今のあなたの周りには、長いあいだ放っておかれて溜まってしまったもの——古いやり方、こじれた問題、見て見ぬふりをしてきたこと——に、いよいよ向き合って立て直していく、そんな空気が流れているようです。

山のふもとに風が吹き込んで、淀んだ空気をかき回し、また整えていくイメージですね。

長年の問題に取り組む時、誰かの後始末や立て直しを任された時、放置してきたことに区切りをつける時、過去から受け継いだものを正す時に、この卦はよく出ます。

ただ、ひとつだけお伝えしておきますね。

立て直しは、強く押し切ればいいわけでも、放っておけば済むわけでもないんです。どう手をつけ、どこまで踏み込むかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

九二(きゅうじ)

ひとことで言うと
柔らかい問題を正す段階。強く押し切らず、しなやかに対応する時です。
今は、こんな時
母親の代の問題のように、デリケートで、強く押し切れない種類の乱れに向き合っている——今は、正論をぶつけるだけでは解決しない、感情や情の絡んだ問題を扱っている時かもしれません。家族の繊細な問題に向き合っている、人の気持ちが絡んで一筋縄でいかない、強く言えば角が立つ相手を相手にしている。そんな状況、ありませんか?力ずくが通じない、難しい局面です。
とるべき行動
ここは、剛直に押し切ろうとせず、柔らかく、相手の気持ちに寄り添いながら対応するのがよさそうです。頑なに正しさを通そうとしてはいけないと出ています。正論で押すより、折り合いをつける。一気に変えようとせず、少しずつ。デリケートな問題ほど、しなやかさが力になります。
気をつけたいこと
「正しいことなんだから」と強引に押し通すと、かえってこじれるのがこの段階です。特に感情や関係が絡む問題では、正しさより、進め方のほうが大事なことも。柔らかさを、弱さと思わないでください。

いまの気がかりを、山風蠱に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

もう一度占う

山風蠱という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)