山風蠱
さんぷうこ

溜まった乱れや問題に、向き合って立て直していく時

今のあなたの周りには、長いあいだ放っておかれて溜まってしまったもの——古いやり方、こじれた問題、見て見ぬふりをしてきたこと——に、いよいよ向き合って立て直していく、そんな空気が流れているようです。

山のふもとに風が吹き込んで、淀んだ空気をかき回し、また整えていくイメージですね。

長年の問題に取り組む時、誰かの後始末や立て直しを任された時、放置してきたことに区切りをつける時、過去から受け継いだものを正す時に、この卦はよく出ます。

ただ、ひとつだけお伝えしておきますね。

立て直しは、強く押し切ればいいわけでも、放っておけば済むわけでもないんです。どう手をつけ、どこまで踏み込むかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

六四(りくし)

ひとことで言うと
問題を手ぬるく見過ごす段階。先延ばしのままでは、恥を見る時です。
今は、こんな時
受け継いだ問題を、本気で正さず、手ぬるく見過ごしている——今は、「まあいいか」と先延ばしにして、問題を放置してしまいがちな時かもしれません。やらなきゃと思いつつ手をつけられずにいる、なあなあで済ませている、見て見ぬふりを続けている。そんな心当たり、ありませんか?今は楽でも、このまま進むと後で困る、そんな局面です。
とるべき行動
問題を手ぬるく扱っていることに気づいたら、先延ばしをやめて、きちんと向き合う方向に切り替えるのがよさそうです。このまま手をこまねいて進めば、やがて恥ずかしい思いをすると出ています。今は気が重くても、放置するほど傷は深くなります。小さくてもいいので、まず一歩、手をつけてみてください。
気をつけたいこと
いちばんの落とし穴は、「今すぐじゃなくてもいい」という先延ばしです。手ぬるさは、その場は楽ですが、問題を育ててしまいます。完璧にやろうとしなくていいので、まず動き出すこと。それが恥を避ける道です。

いまの気がかりを、山風蠱に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

もう一度占う

山風蠱という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)