今回出た卦

山火賁

さんかひ

見た目や形を整える、彩りの時。ただし、中身あってこそ

卦辞(原文)

賁、亨。小利有攸往。

賁(ひ)は、亨(とお)る。小(すこ)しく往(ゆ)く攸(ところ)有るに利(よろ)し。

今のあなたの周りには、物事を美しく飾る、形を整える、見栄えをよくする——そんな「彩り」がテーマになる空気が流れているようです。

山のふもとを夕日が照らして、景色が美しく浮かび上がる。そんなふうに、外側に光を当てて魅力的に見せる局面ですね。

見せ方やデザインを整えたい時、印象や雰囲気づくりが大事な時、礼儀や体裁を整える場面で、この卦はよく出ます。

ただ、この卦がそっと教えてくれるのは、「飾りはあくまで外側のもの」ということなんです。

だから大きな勝負には向かず、「小さなことに利がある」とされています。中身が伴わない飾りはむなしいし、いちばん上品な飾りは、実は飾らないことだったりする。

見た目を整えるのが効く段階もあれば、むしろ素朴さに立ち返るのが効く段階もある——それはあなたが今どの段階にいるかで変わります。この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

華やかに飾るか、素朴さを選ぶかで揺れる段階。歩み寄ってくる相手は、敵ではなく味方かもしれません。

今いる段階

六四(りくし)

爻辞(原文)

賁如皤如、白馬翰如、匪寇婚媾。

賁如(ひじょ)たり皤如(はじょ)たり。白馬(はくば)翰如(かんじょ)たり。寇(あだ)に匪(あら)ず、婚媾(こんこう)せんとす。

今は、こんな時
飾り立てて華やかにいくか、それとも飾らず素朴にいくか——その間で心が揺れている。そんな時にいませんか?派手にアピールすべきか控えめにすべきか、見栄えを取るか実直さを取るか、迷っている。さらに、誰かが勢いよくこちらに近づいてきて、一瞬「邪魔者かな、敵かな」と身構えてしまう。でも実は、その相手は対立する者ではなく、結ばれるべき味方やパートナーだったりするんです。
とるべき行動
飾りと素朴さで揺れているなら、無理に着飾らず、素のままの誠実さを選んでみるのがよさそうです。そして、近づいてくる相手を最初から警戒しすぎないこと。よく見れば、敵ではなく手を組むべき相手かもしれません。心を開いて確かめてみてください。
気をつけたいこと
警戒心が強すぎると、せっかくの良いご縁を「敵」と勘違いして遠ざけてしまいます。身構える前に、相手の真意を一度確かめる——その余裕を持ちたい時ですね。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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