地雷復
一度離れたものが、また戻ってくる。再スタートの時
復、亨。出入无疾、朋來无咎。反復其道、七日來復、利有攸往。
復(ふく)は、亨(とお)る。出入(しゅつにゅう)に疾(やまい)无く、朋(とも)来たりて咎(とが)无し。其の道を反復(はんぷく)し、七日にして来復(らいふく)す。往(ゆ)く攸(ところ)有るに利(よろ)し。
今のあなたの周りには、長い冬が終わって、地の底からかすかな春の気配が戻ってくる——そんな「立ち返り」の空気が流れているようです。
真冬の地中で、ひとつだけ陽の芽が動き始める。失われていたものが、ゆっくりと戻ってくる局面ですね。
いったん途切れた縁が戻ってくる時、調子を崩していたものが回復に向かう時、迷いから本来の道へ立ち返る時に、この卦はよく出ます。
この卦は「亨る(通じる)」と告げ、出入りに障りなく、仲間も戻ってきて、めぐりめぐって元の場所へ還ってくる——そんな良い再スタートの気配を持っています。前へ進むにも利がある時です。
ただ、「戻る」と言っても、すぐに引き返せて大吉となる段階もあれば、迷い続けて戻る機を逃してしまう段階もあります。
立ち返り方はあなたが今どの段階にいるかで変わります。この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
玄の見立て 戻る機会を逃して、迷いの中にとどまってしまう段階。ここは凶。早めに引き返したい時です。
今いる段階
上六(じょうりく) ― いちばん最後の段階
迷復、凶、有災眚。用行師、終有大敗、以其國君、凶;至于十年、不克征。
迷いて復(かえ)る。凶(きょう)。災眚(さいせい)有り。用(もっ)て師(いくさ)を行(や)れば、終(つい)に大敗有り。其の国君(こくくん)に以(およ)びて、凶。十年に至るまで、征(ゆ)くこと克(あた)わず。
- 今は、こんな時
- 戻れるタイミングが何度もあったのに、ずるずると逃し続けて、気づけば深く迷い込んでしまった——そんな危うさ、感じていませんか?引き返すべき時に意地を張ってしまった、立て直す機会をことごとく見送ってきた、間違った方向に進みすぎて戻り道が見えない。もし心当たりがあるなら、ここは正直に厳しい段階で、無理に押し進めれば大きな失敗につながり、長く尾を引きかねません。
- とるべき行動
- 今からでも、できる限り早く立ち止まり、引き返す方へ舵を切ってください。ここで勢いに任せて突き進む(「戦を起こす」ような無理押しをする)と、深手を負います。遅れていても、引き返す決断にいちばん価値がある時です。一歩でも、戻る方へ。
- 気をつけたいこと
- 「ここまで来たんだから引けない」という気持ちが、いちばんの落とし穴。その意地が、立て直しをさらに遠ざけます。失敗を認めて戻ることは恥ではなく、長い損失を止める唯一の道ですよ。
離れたものが戻り始める、再スタートの卦。焦らず、戻る流れに乗って。
恋愛で、いまの段階は
上六 ― 戻る機を逃して迷い続けると凶、と原典が強く戒める段階。過去に固執して動けないまま追い続けると、立ち直りに長くかかります。戻るなら今の機を、手放すならきっぱりと。
流れが戻り始める再スタートの時。芽は小さい、でも向きは確かに前。
仕事で、いまの段階は
上六 ― 引き返す機を逃して迷い続けると凶、と原典が強く戒める段階。無理押しの勝負に出ると深手を負い、長く尾を引きます。遅れていても、今立ち止まることにいちばん価値があります。
そのまま玄に話しかけられます。
玄の鑑定書(詳細レポート)
ここまでの相談と今回の卦をもとに、玄が一通の鑑定書に読み解きます。
- いまの状況と、あなたが立っている段階
- この先向かいやすい流れ
- あなたの場面に引きつけた読み解き
- 卦がすすめる道
- 時間軸つきの、これからの動き方
- 原典の言葉と、その意味
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ごめんなさい、鑑定書はいま準備の最終段階なんです。もうすぐお作りできるようになりますので、少しだけ待っていてくださいね。
今日の話、少しは整理の役に立ちましたか?
ありがとうございます。またいつでも、卦を立てに来てくださいね。
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