山雷頤
何を取り入れ、何で自分を養うかが問われる時
頤、貞吉。觀頤、自求口實。
頤(い)は、貞(ただ)しければ吉(きち)。頤(やしな)うを觀(み)て、自(みずか)ら口實(こうじつ)を求(もと)む。
「頤(い)」は口やあごをかたどった字で、「養う」という意味を持っています。
今のあなたの周りには、何を食べ、何を口にし、誰と過ごし、どんな情報や言葉を取り込むか——つまり自分の心と体を、何でどう養っていくかが、静かに問われている空気が流れているようです。
体調を整え直している時、生活や習慣を見直している時、誰か(後輩・子ども・チーム)を育てている時、あるいは「自分は何に頼って生きているんだろう」と感じている時に、この卦はよく出ます。
ただ、その「養い」が自分を健やかに育てるものになるか、それとも欲や甘えに流れて自分を損なうものになるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。
だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
玄の見立て 今の「養い方」そのものが、根っこからズレているのかもしれません。
今いる段階
六三(りくさん)
拂頤、貞凶、十年勿用、无攸利。
頤(やしな)いに拂(もと)る、貞(てい)なれども凶。十年(じゅうねん)用(もち)うる勿(なか)れ。利(よろ)しき攸(ところ)无(な)し。
- 今は、こんな時
- これは6つの段階の中でも、いちばん厳しい注意が出ているところです。養いの道にまるごと背いている——たとえば、体に悪いと分かっているものをやめられない、刺激や快楽でその場をしのぎ続けている、心をすり減らす関係や情報に浸かりきっている。「これ、本当は良くないよな」と分かっていながら続けてしまっている。そんな心当たり、ありませんか?
- とるべき行動
- もし思い当たるなら、ここは思い切って手を止めることをおすすめします。原典は「十年は動くな」とまで言っていて、それくらい腰を据えて、今のやり方を一度きっぱり断つ覚悟がいる段階なんです。新しく何かを足すより、まず悪い習慣を抜くこと。
- 気をつけたいこと
- このまま続けると、たとえ本人が「正しいつもり」でも結果は凶、そして何の利もないとはっきり出ています。ここだけは、やさしく包まずお伝えします。今は踏ん張って方向転換する時。焦って別の何かに飛びつかず、まず立ち止まってくださいね。
恋を「何で養っているか」が問われる時。ねだるより、自分から注ぐ工夫を。
恋愛で、いまの段階は
六三 ― 関係の養い方が根っこからズレていないかを問われる、いちばん厳しい段階。原典は「十年動くな」とまで言います。今は押さず、立て直しを。
何で自分を養うかが問われる時。人をうらやむより、自分の食い扶持を育てて。
仕事で、いまの段階は
六三 ― 働き方・学び方が根っこからズレていないかを問われる、いちばん厳しい段階。原典は「十年動くな」とまで言います。新しい何かを足すより、悪いやり方を断つのが先です。
そのまま玄に話しかけられます。
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ここまでの相談と今回の卦をもとに、玄が一通の鑑定書に読み解きます。
- いまの状況と、あなたが立っている段階
- この先向かいやすい流れ
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ごめんなさい、鑑定書はいま準備の最終段階なんです。もうすぐお作りできるようになりますので、少しだけ待っていてくださいね。
今日の話、少しは整理の役に立ちましたか?
ありがとうございます。またいつでも、卦を立てに来てくださいね。
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