坎為水
苦労が重なる時。沈まず、まごころで通り抜ける
習坎、有孚、維心亨、行有尚。
習坎(しゅうかん)、孚(まこと)有り。維(こ)れ心(こころ)亨(とお)る。行(ゆ)けば尚(たっと)ばるること有り。
今のあなたの周りには、ひとつ越えたと思ったら、また次の落とし穴——そんなふうに、困難が重なって押し寄せる空気が流れているようです。
水がくぼみへ、くぼみへと流れ込んでいくように、なかなか抜け出せない感じがあるかもしれませんね。
仕事でトラブルが続いている時、問題が片付かないうちに新しい問題が来る時、人間関係や体調で苦しい局面が長引いている時に、この卦はよく出ます。
ただ、ひとつだけ、そっとお伝えしておきますね。
この卦は「苦しい」だけで終わる卦ではないんです。原典は、まごころ(誠実な心)を失わなければ、心は通じ、進めばちゃんと値打ちが生まれると告げています。
そして、その水たまりに沈んでしまうのか、それとも泳いで渡りきれるのかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
玄の見立て 苦境が極まった段階。いったん力を抜いて、こじらせないことが肝心です。
今いる段階
上六(じょうりく) ― いちばん最後の段階
係用徽纆、寘于叢棘、三歲不得、凶。
係(つな)ぐに徽纆(きぼく)を用(もち)い、叢棘(そうきょく)に寘(お)く。三歲(さんさい)まで得(え)ず、凶。
- 今は、こんな時
- 縄でぐるぐるに縛られ、いばらの茂みに置かれて、何年も抜け出せない——そんなふうに、苦しみが固まって、にっちもさっちもいかなくなっていませんか?問題が長引いてすっかり身動きが取れない、もがけばもがくほど縛りがきつくなる、出口の見えない状態に何年も囚われている。もし心当たりがあるなら、今は困難がいちばん深く凝り固まった段階です。
- とるべき行動
- もがいて縄を締め直すより、まずはじたばたを止めて、力を抜くのがよさそうです。一人で抜け出そうとせず、人に助けを求める、専門家を頼る、時間に委ねる。今すぐの脱出より、これ以上こじらせないことを第一に考えてみてください。
- 気をつけたいこと
- ここは原典も凶と告げる、いちばん苦しい局面です。でも、苦境が極まったということは、これ以上は下がりようがないということでもあります。焦って暴れるほど傷つく時。自分を責めず、ゆっくりほどいていく気持ちを持ってくださいね。
困難が重なる、楽ではない恋。それでも原典いわく、まごころがあれば心は通じています。
恋愛で、いまの段階は
上六 ― もがくほど縄がきつくなる、苦境の極み(凶)の段階。一人で抱え込まず、信頼できる人に相談して、時間をかけてほどいていきましょう。
困難が重なる時。一発逆転を狙わず、誠実に小さく渡る人が値打ちを残す。
仕事で、いまの段階は
上六 ― もがくほど縄がきつくなる、苦境の極み(凶)の段階。一人で抜けようとせず、人に助けを求めて、時間をかけてほどいていきましょう。
そのまま玄に話しかけられます。
玄の鑑定書(詳細レポート)
ここまでの相談と今回の卦をもとに、玄が一通の鑑定書に読み解きます。
- いまの状況と、あなたが立っている段階
- この先向かいやすい流れ
- あなたの場面に引きつけた読み解き
- 卦がすすめる道
- 時間軸つきの、これからの動き方
- 原典の言葉と、その意味
500円(税込)・会員登録不要・購入後すぐに読めます
ごめんなさい、鑑定書はいま準備の最終段階なんです。もうすぐお作りできるようになりますので、少しだけ待っていてくださいね。
今日の話、少しは整理の役に立ちましたか?
ありがとうございます。またいつでも、卦を立てに来てくださいね。
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