地火明夷
明るさが隠れる時。才を内にしまって、不遇をしのぐ時
明夷、利艱貞。
明夷(めいい)は、艱(かん)にして貞(てい)なるに利(よろ)し。
今のあなたの周りには、太陽が地の下に沈んでしまったような、薄暗い空気が流れているのかもしれません。
あなた自身は光を持っている。力もある。なのに、それが正しく届かない、認められない、むしろ出すほど傷つく——そんな、外がこちらに味方してくれない局面ですね。
正当に評価されない職場にいる時、理不尽な相手の下で耐えている時、頑張りが裏目に出てしまう時、何を言っても通じない人間関係の中にいる時に、この卦はよく出ます。
でも、ひとつだけ覚えておいてほしいんです。
こういう暗い時代でも、自分の中の正しさだけは手放さずに、苦しさをこらえて守り抜く——それが、いちばん利のあるやり方になります。
そして、その「どう身を守り、どう耐えるか」の答えは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
玄の見立て 傷つく前に、早めに身を引いておく段階かもしれません。誤解されても、志は守れます。
今いる段階
初九(しょきゅう) ― いちばん最初の段階
明夷于飛、垂其翼。君子于行、三日不食、有攸往、主人有言。
明夷(めいい)飛ぶに于(おい)て、其の翼(つばさ)を垂(た)る。君子(くんし)行くに于て、三日食らわず。往(ゆ)く攸(ところ)有れば、主人(しゅじん)言(げん)有り。
- 今は、こんな時
- 傷ついた鳥が、翼をたたんで低く飛んでいく——そんなふうに、今は無理に羽ばたかず、その場からそっと退くのが良い時です。空気が悪くなってきた職場、自分を大事にしてくれない場所、いても消耗するだけの関係。「ここはもう長くないな」と肌で感じていませんか?早めに距離を取ろうとすると、たいてい周りからは「なんで今さら」「逃げるのか」と言われがちです。でも、それは織り込み済みでいいんです。
- とるべき行動
- 周りの声に揺さぶられず、自分の判断で早めに身を引いてみるのがよさそうです。多少ひもじい思い(=しばらく成果や評価が途切れること)をしても、志さえ守れていれば大丈夫。去り際に多少のことを言われても、気にしすぎないでいきましょう。
- 気をつけたいこと
- 「もう少し我慢すれば分かってもらえるかも」と踏みとどまると、かえって深く傷つくことがあります。誤解を恐れて動けなくなるのが、いちばんもったいない時かもしれません。
想いが表に出しにくい、光をしまう時期の恋。今は攻めず、誠実さを守る守りの時。
恋愛で、いまの段階は
初九 ― 深入りする前に、早めに身を引く段階。周りに何か言われても、消耗する場所から離れるのは志を曲げることではありません。
実力が正当に評価されない時。今は光をしまって、芯と記録を守る守りの時。
仕事で、いまの段階は
初九 ― 深く傷つく前に、早めにその場を離れる段階です。しばらく実入りが細っても、周りに何か言われても、消耗する場所から退くのは志を曲げることではありません。
そのまま玄に話しかけられます。
玄の鑑定書(詳細レポート)
ここまでの相談と今回の卦をもとに、玄が一通の鑑定書に読み解きます。
- いまの状況と、あなたが立っている段階
- この先向かいやすい流れ
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- 卦がすすめる道
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ごめんなさい、鑑定書はいま準備の最終段階なんです。もうすぐお作りできるようになりますので、少しだけ待っていてくださいね。
今日の話、少しは整理の役に立ちましたか?
ありがとうございます。またいつでも、卦を立てに来てくださいね。
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