今回出た卦

地火明夷

ちかめいい

明るさが隠れる時。才を内にしまって、不遇をしのぐ時

卦辞(原文)

明夷、利艱貞。

明夷(めいい)は、艱(かん)にして貞(てい)なるに利(よろ)し。

今のあなたの周りには、太陽が地の下に沈んでしまったような、薄暗い空気が流れているのかもしれません。

あなた自身は光を持っている。力もある。なのに、それが正しく届かない、認められない、むしろ出すほど傷つく——そんな、外がこちらに味方してくれない局面ですね。

正当に評価されない職場にいる時、理不尽な相手の下で耐えている時、頑張りが裏目に出てしまう時、何を言っても通じない人間関係の中にいる時に、この卦はよく出ます。

でも、ひとつだけ覚えておいてほしいんです。

こういう暗い時代でも、自分の中の正しさだけは手放さずに、苦しさをこらえて守り抜く——それが、いちばん利のあるやり方になります。

そして、その「どう身を守り、どう耐えるか」の答えは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

傷は負うけれど、助けが得られて立ち直れる段階のようです。

今いる段階

六二(りくじ)

爻辞(原文)

明夷、夷于左股、用拯馬壯、吉。

明夷(めいい)、左股(さこ)を夷(やぶ)る。用(もっ)て拯(すく)うに馬壮(うまさかん)なれば、吉(きち)。

今は、こんな時
足を痛めて、思うように動けない——そんなふうに、今はどこかに痛手を負っているのかもしれません。仕事で手痛い失敗をした、人に裏切られた、心や体に無理がきている。「やられたな」という感覚、ありませんか?でも安心してほしいのは、この段階のあなたは一人ぼっちではないということ。力強い助けが、ちゃんとそばにある時なんです。
とるべき行動
傷を一人で抱え込まず、頼れる人や手段に素直に助けてもらうといいと思いますよ。力のある支え(信頼できる人・確かな方法)にきちんと頼れれば、ここはうまく切り抜けられる時ですから、遠慮はいりません。自分を立て直すことを最優先にしてください。
気をつけたいこと
意地を張って「自分でなんとかする」と抱え込むと、回復が遅れます。助けを借りるのは弱さではなく、賢さですよ。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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