地火明夷
明るさが隠れる時。才を内にしまって、不遇をしのぐ時
明夷、利艱貞。
明夷(めいい)は、艱(かん)にして貞(てい)なるに利(よろ)し。
今のあなたの周りには、太陽が地の下に沈んでしまったような、薄暗い空気が流れているのかもしれません。
あなた自身は光を持っている。力もある。なのに、それが正しく届かない、認められない、むしろ出すほど傷つく——そんな、外がこちらに味方してくれない局面ですね。
正当に評価されない職場にいる時、理不尽な相手の下で耐えている時、頑張りが裏目に出てしまう時、何を言っても通じない人間関係の中にいる時に、この卦はよく出ます。
でも、ひとつだけ覚えておいてほしいんです。
こういう暗い時代でも、自分の中の正しさだけは手放さずに、苦しさをこらえて守り抜く——それが、いちばん利のあるやり方になります。
そして、その「どう身を守り、どう耐えるか」の答えは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。
玄の見立て 相手の本心を見抜いて、静かに離れる段階のようです。
今いる段階
六四(りくし)
入于左腹、獲明夷之心、出于門庭。
左腹(さふく)に入りて、明夷(めいい)の心を獲(え)、門庭(もんてい)を出(い)づ。
- 今は、こんな時
- 相手のふところ深くまで入って、その本当の心が見えてしまった——そんな時かもしれません。組織の内側、相手の本音、ずっと一緒にいた関係の実態。「あ、この人(この場所)はもうダメだ」と、芯のところが分かってしまった瞬間、ありませんか?見えてしまった以上、もうそこに留まる理由はないんです。
- とるべき行動
- 本心が見えたなら、騒ぎ立てず、静かにその場から出ていくのがよさそうです。相手を変えようとするより、自分が門を出る。波風を立てずに距離を置くことが、今は何よりの自衛になりますよ。
- 気をつけたいこと
- 見抜いたことを正面からぶつけて対決しようとすると、暗い場所に引きずり込まれます。気づいたことは胸にしまって、出口に向かうことを優先してください。
想いが表に出しにくい、光をしまう時期の恋。今は攻めず、誠実さを守る守りの時。
恋愛で、いまの段階は
六四 ― 相手や状況の本心が見えてしまう段階。見えたのなら、対決するより、騒がず静かに距離を取ることが何よりの自衛です。
実力が正当に評価されない時。今は光をしまって、芯と記録を守る守りの時。
仕事で、いまの段階は
六四 ― 組織や相手の内情が見えてしまう段階。見えたのなら、対決して騒ぐより、静かに出口へ向かうことが何よりの自衛です。
そのまま玄に話しかけられます。
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ここまでの相談と今回の卦をもとに、玄が一通の鑑定書に読み解きます。
- いまの状況と、あなたが立っている段階
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ごめんなさい、鑑定書はいま準備の最終段階なんです。もうすぐお作りできるようになりますので、少しだけ待っていてくださいね。
今日の話、少しは整理の役に立ちましたか?
ありがとうございます。またいつでも、卦を立てに来てくださいね。
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