艮為山
ごんいさん

いったん立ち止まって、動かない時

今のあなたの周りには、前へ前へと進むより、どっしりと山のように動かず、その場にとどまることに意味がある——そんな空気が流れているようです。

山は自分から動きません。来るものを静かに受け止め、ただそこに在り続ける。今はそんな「止まる力」が問われている局面ですね。

何かを始めたくてうずうずしているけれどまだ時期じゃない時、欲や衝動を抑えたい時、心がざわついて落ち着かない時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「止まる」ことが、心を整える良い静けさになるか、ただ身動きが取れず苦しいだけになるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

六五(りくご)

ひとことで言うと
言葉を整え、しゃべりすぎを止める段階。後悔の種が消えていく時かもしれません。
今は、こんな時
思ったことをそのまま口にするのを止めて、言葉を選べるようになってきた——そんな手応え、ありませんか?以前は勢いで余計なことを言ってしまったけれど、今は一拍おいて話せる。順序立てて、筋の通った話し方ができている。口は災いのもと、と言いますが、今のあなたはその口元をうまく抑えられている段階です。
とるべき行動
その「話す前に整える」習慣を、大事に続けてみてください。要点を順序立てて、過不足なく伝える。それだけで、人とのすれ違いや言い過ぎによる失敗がぐっと減ります。言葉に筋道が通っていれば、後悔は消えていきますから、安心して落ち着いた話し方を貫いてくださいね。
気をつけたいこと
黙ればいい、というわけでもありません。大事なのは「整えて話す」こと。言うべきことまで飲み込んでしまうと、今度は伝わらなさが残ります。沈黙と発言のさじ加減——そこを意識できると、ちょうどいいですよ。

いまの気がかりを、艮為山に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

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艮為山という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)