今回出た卦

雷火豐

らいかほう

勢いが満ちて、絶頂に近づいていく時

卦辞(原文)

豐、亨、王假之、勿憂、宜日中。

豊(ほう)は、亨(とお)る。王(おう)之(これ)に假(いた)る。憂(うれ)うる勿(なか)れ、日中(にっちゅう)に宜(よろ)し。

今のあなたの周りには、ものごとが大きく盛り上がり、豊かさや勢いが最高潮に近づいていく——そんな華やかな空気が流れているようです。

真昼の太陽がいちばん高く昇るような、明るく満ち足りた局面ですね。成果が膨らみ、人が集まり、注目を浴びる。そんなイメージの卦です。

仕事や活動が一気に盛り上がっている時、注目されて勢いに乗っている時、大きな成功を手にしている時に、この卦はよく出ます。

ただ、覚えておいてほしいことがあります。太陽は真昼を過ぎれば、必ず傾きはじめる。だから、この豊かさを長く保てるか、それとも頂点でかげりが差すかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

覆いがさらに深まり、力を発揮できない段階。痛手はあっても咎にはなりません。

今いる段階

九三(きゅうさん)

爻辞(原文)

豐其沛、日中見沬、折其右肱、无咎。

其の沛(はい)を豊(ゆた)かにす。日中に沬(まい)を見る。其の右肱(うこう)を折る。咎(とが)无し。

今は、こんな時
暗さがいっそう深まって、真昼に小さな星まで見えるほど、視界がきかなくなっている——そんな八方ふさがりを感じていませんか?頼れるはずの右腕を失った、力を貸してくれる人がいなくなった、自分の手足をもがれたように動けない。盛り上がりのただ中で、肝心の力を発揮できず、もどかしい思いをしている段階かもしれません。
とるべき行動
今は、無理に成果を出そうと突っ走らないのが賢明です。右腕を折るような痛手があっても、それは今の時勢のせいで、あなたの落ち度ではありません。この状況で大きく動けなくても、咎められることはない時ですから、自分を責めず、明るさが戻るのを待ちながら、できる範囲で身を守ってください。
気をつけたいこと
頼れる人や力を失った焦りから、独りで無理に背負い込まないことです。今は、力を発揮しにくい時。動けないのは時のせいだと割り切って、暗さが過ぎるのを待つ落ち着きを持ちましょう。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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