今回出た卦

雷火豐

らいかほう

勢いが満ちて、絶頂に近づいていく時

卦辞(原文)

豐、亨、王假之、勿憂、宜日中。

豊(ほう)は、亨(とお)る。王(おう)之(これ)に假(いた)る。憂(うれ)うる勿(なか)れ、日中(にっちゅう)に宜(よろ)し。

今のあなたの周りには、ものごとが大きく盛り上がり、豊かさや勢いが最高潮に近づいていく——そんな華やかな空気が流れているようです。

真昼の太陽がいちばん高く昇るような、明るく満ち足りた局面ですね。成果が膨らみ、人が集まり、注目を浴びる。そんなイメージの卦です。

仕事や活動が一気に盛り上がっている時、注目されて勢いに乗っている時、大きな成功を手にしている時に、この卦はよく出ます。

ただ、覚えておいてほしいことがあります。太陽は真昼を過ぎれば、必ず傾きはじめる。だから、この豊かさを長く保てるか、それとも頂点でかげりが差すかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

豊かさを抱え込みすぎて、孤立してしまう段階。注意が必要な時です。

今いる段階

上六(じょうりく) ― いちばん最後の段階

爻辞(原文)

豐其屋、蔀其家、闚其戶、闃其无人、三歲不覿、凶。

其の屋(おく)を豊(ゆた)かにし、其の家を蔀(おお)う。其の戸を闚(うかが)えば、闃(げき)として其れ人无し。三歳(さんさい)覿(み)ず、凶。

今は、こんな時
家を立派に大きくしすぎた結果、かえって周りを覆い隠して、中には誰もいなくなってしまった——そんな寂しい状況になっていませんか?成功して立派になったのに、人が離れていった。財や地位を抱え込んで、気づけば孤立していた。門を覗いてもひっそりとして、長いあいだ誰とも会えない。豊かさが極まった末に、人の縁が消えてしまう——そんな、行き過ぎの局面です。
とるべき行動
今、このまま大きさや豊かさを抱え込み続けるのは——うまくいきにくい時です。だからこそ、外に向かって門を開くことを意識してみてください。立派さを誇るより、人とのつながりを取り戻す。抱え込んだものを少し手放して、周りに分け与える——それが、孤立から抜け出す一歩になりますよ。
気をつけたいこと
「これだけ成功したのに、なぜ人が離れるんだ」と立派さにしがみつくほど、孤立は深まります。満ちきったものは欠けていくのが自然の流れ。高く構えた屋根を少し低くして、人が入ってこられる隙間をつくる——その柔らかさを、どうか思い出してくださいね。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

もう一度占う

雷火豐という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)

雷火豐を恋愛で読むなら(片思い・交際中・復縁)

雷火豐を仕事で読むなら(転職・人間関係・動き時)