兌為澤
だいたく

喜びが行き交って、人と打ち解けていく時

今のあなたの周りには、楽しさや喜び、和やかさが行き交って、人と打ち解けやすい——そんな明るい空気が流れているようです。

水をたたえた沢が、潤いと恵みをもたらすように、笑顔やよろこびが人を引き寄せ、つながりを生む局面ですね。

人付き合いが楽しい時、誰かと喜びを分かち合っている時、コミュニケーションが弾む時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「喜び」が、心からの健やかな喜びになるか、それとも上辺だけの快楽や、こびへつらいに流れてしまうかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

六三(りくさん)

ひとことで言うと
外に喜びをねだり、こびてしまう段階。注意が必要な時です。
今は、こんな時
自分の内側ではなく、外の誰かや何かに喜びを求めて、こびるような振る舞いになっていませんか?人の機嫌を取って楽しさを得ようとする、刺激や快楽を外に探し回る、相手に気に入られたくて自分を曲げてしまう。心の中に喜びの源を持てず、外からもらおうとして、つい媚びへつらってしまう。今はそんな、危うい段階かもしれません。
とるべき行動
今は、外に喜びをねだるのを、いったん控えるのがよさそうです。こびて快を求めにいくと、うまくいきにくい(凶)時ですから、まずは自分の内側に、喜びの源を取り戻すことを大事にしてみてください。人に気に入られることより、自分が心から納得できる過ごし方を選ぶ。それが、危うさから抜け出す一歩になりますよ。
気をつけたいこと
「楽しませてもらおう」「気に入られよう」と外ばかり向いていると、自分を見失います。喜びは、もらうものではなく、内から湧くもの。媚びる代わりに、自分の足で立つ。そこを意識すると、こびる必要もなくなっていきますよ。

いまの気がかりを、兌為澤に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

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兌為澤という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)