兌為澤
だいたく

喜びが行き交って、人と打ち解けていく時

今のあなたの周りには、楽しさや喜び、和やかさが行き交って、人と打ち解けやすい——そんな明るい空気が流れているようです。

水をたたえた沢が、潤いと恵みをもたらすように、笑顔やよろこびが人を引き寄せ、つながりを生む局面ですね。

人付き合いが楽しい時、誰かと喜びを分かち合っている時、コミュニケーションが弾む時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「喜び」が、心からの健やかな喜びになるか、それとも上辺だけの快楽や、こびへつらいに流れてしまうかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

九四(きゅうし)

ひとことで言うと
どの喜びを選ぶか迷う段階。悪い誘いを断てれば、ちゃんと喜びが訪れます。
今は、こんな時
あちらの楽しさ、こちらの誘い、と複数の選択肢の前で、どれを取るか決めきれずに落ち着かない——そんな状態にいませんか?健全な喜びと、目先の快楽との間で揺れている。良い誘いと悪い誘いが混ざっていて見分けがつかない。あれこれ思案して、心がまだ定まらない。今は、喜びの選び方を問われている、迷いの段階です。
とるべき行動
今は、迷う中でも「これは良くない」と感じる誘いを、きっぱり断つのがよさそうです。悪い方の喜び(目先の快楽やよくない付き合い)から距離を取ってみてください。害になるものを切り離せれば、ちゃんと喜びが訪れます(喜び有り)から、心がざわつく誘いには、勇気を持って線を引きましょう。
気をつけたいこと
「どっちも捨てがたい」と全部に手を出すと、結局どれも中途半端になります。今は、選ぶ時。心が落ち着かないのは、まだ良くないものを切れていないサインかもしれません。手放す決断が、本当の喜びへの道を開きますよ。

いまの気がかりを、兌為澤に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

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兌為澤という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)