今回出た卦

風水渙

ふうすいかん

こわばっていたものが、ほどけて散っていく時

卦辞(原文)

渙、亨。王假有廟、利涉大川、利貞。

渙(かん)は、亨(とお)る。王(おう)有廟(ゆうびょう)に假(いた)る。大川(たいせん)を涉(わた)るに利(よろ)し。貞(ただ)しきに利し。

今のあなたの周りには、固まっていたもの・滞っていたものが、ゆっくりほどけて流れ出していく——そんな空気が流れているようです。

水面に風が吹いて、張りつめていた氷が溶け、波紋になって広がっていくイメージですね。

わだかまりが解けていく時、こわばった人間関係がほぐれ始める時、ひとつ所にしがみついていた気持ちを手放す時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「散らす・ほどける」流れが、新しいまとまりや再出発につながるか、それともただバラバラに崩れて終わるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

散らばり始めの今のうちに、力のある助けを借りれば立て直せる段階かもしれません。

今いる段階

初六(しょりく) ― いちばん最初の段階

爻辞(原文)

用拯馬壯、吉。

用(もっ)て拯(すく)うに馬(うま)壯(さか)んなり、吉(きち)。

今は、こんな時
何かがほどけて散り始めている——でもまだ完全に崩れてはいない、そんな初期の局面にいませんか?チームの足並みが乱れ始めた、家族や恋人との空気がなんとなくよそよそしくなってきた、続けてきたことのモチベーションが落ち始めている。まだ「気のせいかな」で済ませられるくらいだけれど、放っておくと本格的にバラバラになりそう。もしそんな心当たりがあるなら、今は早めに手を打てる、貴重なタイミングなんだと思います。
とるべき行動
ひとりで抱え込まず、力のある人や頼れる仕組みの助けを借りるのがよさそうです。勢いのある馬に乗るように、信頼できる人にすぐ相談する、頼れる先輩や専門家を間に入れる、使える制度や道具に頼る。早いうちに強い助けを得られれば、立て直せる時ですよ。
気をつけたいこと
「自分でなんとかしなきゃ」と遠慮して、助けを求めるのが遅れると、散らばりが広がってからでは手間が何倍にもなります。馬の足が速いうちに動く——スピードが味方になる段階だと思ってくださいね。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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