風水渙
ふうすいかん

こわばっていたものが、ほどけて散っていく時

今のあなたの周りには、固まっていたもの・滞っていたものが、ゆっくりほどけて流れ出していく——そんな空気が流れているようです。

水面に風が吹いて、張りつめていた氷が溶け、波紋になって広がっていくイメージですね。

わだかまりが解けていく時、こわばった人間関係がほぐれ始める時、ひとつ所にしがみついていた気持ちを手放す時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「散らす・ほどける」流れが、新しいまとまりや再出発につながるか、それともただバラバラに崩れて終わるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

九二(きゅうじ)

ひとことで言うと
危うく崩れそうな時こそ、拠り所に駆け戻ると悔いが消える段階のようです。
今は、こんな時
足元がぐらついて、このままだと自分まで流されてしまいそう——そんな不安を感じていませんか?周りが浮き足立っている、職場や仲間うちがざわついて落ち着かない、心がそわそわして地に足がつかない。そういう時って、人はつい遠くの何かに飛びついたり、よけいに動き回ったりしがちなんです。でも今のあなたに必要なのは、そっちじゃないのかもしれません。
とるべき行動
散り散りになりそうな時ほど、自分の拠り所に駆け戻るのがよさそうです。机に走り寄るように、安心できる場所・信頼できる人・基本に立ち返る。初心を思い出す、いつもの習慣に戻る、心を許せる相手のそばにいる。そうして足場を取り戻せれば、抱えていた後悔やモヤモヤは自然に消えていく時ですよ。
気をつけたいこと
不安なまま、あちこちに手を出して動き回ると、かえって消耗します。今は広げる時ではなく、戻る時。どこが自分の「机」なのかを思い出してみてください。

いまの気がかりを、風水渙に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

もう一度占う

風水渙という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)