風水渙
ふうすいかん

こわばっていたものが、ほどけて散っていく時

今のあなたの周りには、固まっていたもの・滞っていたものが、ゆっくりほどけて流れ出していく——そんな空気が流れているようです。

水面に風が吹いて、張りつめていた氷が溶け、波紋になって広がっていくイメージですね。

わだかまりが解けていく時、こわばった人間関係がほぐれ始める時、ひとつ所にしがみついていた気持ちを手放す時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「散らす・ほどける」流れが、新しいまとまりや再出発につながるか、それともただバラバラに崩れて終わるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

六三(りくさん)

ひとことで言うと
自分へのこだわりを手放せる段階。私心を散らせば、悔いは残りません。
今は、こんな時
「自分が」「自分の手柄が」「自分の面目が」——そんな自分中心の気持ちが、知らず知らず重荷になっていませんか?評価されたい気持ちが先に立ってしまう、メンツにこだわって引けなくなっている、損得を考えすぎて動けない。今は、その「我が身へのこだわり」をふっと手放すことが、流れを良くする時なんです。
とるべき行動
自分の都合や見栄を、いったん脇に置いてみるといいと思いますよ。大きな目的のために自分のこだわりを散らす、手柄を人に譲る、面目より中身を取る。自分を後回しにできた時、不思議と後悔の残らない結果になるものです。
気をつけたいこと
「自分が損をするだけじゃないか」と感じるかもしれません。でも今は、自分への執着を緩めることがそのまま身軽さになる段階。抱え込んでいたものを手放す軽さを、味わってみてください。

いまの気がかりを、風水渙に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

もう一度占う

風水渙という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)