水地比
すいちひ

寄り添い、つながって、支え合っていく時

今のあなたの周りには、誰かと親しく寄り添い、信頼でつながって、ともに進んでいく——そんな「結びつき」の空気が流れているようです。

大地の上に水が行き渡って、すみずみまで潤していくようなイメージですね。

良い仲間やパートナーを得たい時、チームに溶け込もうとしている時、誰かと深く信頼を築こうとしている時、心細くて支えがほしい時に、この卦はよく出ます。

ただ、つながりが力になるか、それとも傷の元になるかは、誰と・どんな誠実さで・どのタイミングで結ぶかで変わってきます。

だからこの卦のテーマは「親しみ、つながり、支え合うこと」。ただし、それが吉と出るか凶と出るかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

あなたが今いる段階

初六(しょりく) ― いちばん最初の段階

ひとことで言うと
まごころから始めるつながりは、思わぬ良縁まで連れてくる段階です。
今は、こんな時
誰かとの関係が、ちょうど始まろうとしている——その入り口に立っていませんか?新しい職場や学校で人と打ち解け始めた、気になる人とゆっくり距離が縮まってきた、新しいコミュニティに入ったばかり。この段階は、小細工や打算ではなく、まっすぐな「まごころ」で向き合うことが、何より物を言う時です。誠実に寄り添っていれば、咎められることはありません
とるべき行動
飾らず、誠意をもって接するのがよさそうです。器に水が満ちていくように、地道に信頼を積んでみてください。まことが満ちれば、最後には思いがけない良い縁まで向こうから来てくれる——原典もそう告げています。焦らず、誠実さを器に注いでいくといいですよ。
気をつけたいこと
見返りを先に計算したり、損得で人に近づいたりすると、つながりは表面だけのものになってしまいます。最初こそ、まっすぐさを大事に。打算は後からにおいで伝わるものですからね。

いまの気がかりを、水地比に重ねて、
もう少し、一緒に読み解いてみませんか。

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水地比という卦を学ぶ(卦辞・爻辞と六つの段階)