今回出た卦

天地否

てんちひ

かみ合わず、流れがふさがって停滞している時

卦辞(原文)

否之匪人、不利君子貞、大往小來。

否(ひ)は之(これ)人(ひと)に匪(あら)ず。君子(くんし)の貞(てい)に利(よろ)しからず。大(だい)往(ゆ)き小(しょう)来(きた)る。

今のあなたの周りには、上と下、相手と自分の気持ちがすれ違って、ものごとがなかなか通らない——そんな、ふさがって停滞した空気が流れているのかもしれません。

天の気は上へ昇りっぱなし、地の気は下へ沈みっぱなしで、お互いが交わらない。だから話が噛み合わず、動かしてもうまく進まない、というイメージですね。

頑張っても空回りする時、人と心が通じ合わない時、何をやってもタイミングがずれる時、努力が報われにくい時に、この卦はよく出ます。

ただ、ひとつだけお伝えしておきますね。

ふさがりは、いつまでも続くものではないんです。詰まった流れがいつ動き出すか、そして今をどう過ごすかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってきます。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

周りに合わせるか、流れに乗らず筋を通すか。立場で答えが分かれる段階のようです。

今いる段階

六二(りくじ)

爻辞(原文)

包承。小人吉、大人否、亨。

包(つつ)み承(う)く。小人(しょうじん)は吉、大人(たいじん)は否(ひ)なれども亨(とお)る。

今は、こんな時
上の意向を黙って受け入れて、波風を立てずに過ごす——そういう振る舞いが通用しやすい時です。要領よく立ち回れば無難にやり過ごせる、けれど、それでいいのかと内心ひっかかる。そんな場面にいませんか?処世術でうまくこなせる時期だからこそ、「自分はどう在りたいか」が問われる局面なのだと思います。
とるべき行動
とりあえず無事に過ごしたいなら、周りに合わせて低く構えるのも一つです。でも、もしあなたが筋を大事にしたい人なら、停滞に安易に乗っからず、自分の信念を静かに守るほうがよさそうです。流れに迎合しなくても、ちゃんと道は通っていくと出ていますから、無理に染まらなくて大丈夫。
気をつけたいこと
「楽だから」とふさがった流れに乗りきってしまうと、後で自分を見失いがちです。波風を立てない器用さと、芯を曲げない誠実さ——そのバランスを、今は意識してみてください。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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