今回出た卦

雷山小過

らいざんしょうか

控えめに、少し慎重すぎるくらいがちょうどいい時

卦辞(原文)

小過:亨、利貞、可小事、不可大事。飛鳥遺之音、不宜上、宜下、大吉。

小過(しょうか)は、亨(とお)る。貞(ただ)しきに利(よろ)し。小事(しょうじ)には可(か)なり、大事(だいじ)には不可(ふか)なり。飛鳥(ひちょう)之(これ)に音(おと)を遺(のこ)す。上(のぼ)るに宜(よろ)しからず、下(くだ)るに宜し。大(おお)いに吉(きち)。

今のあなたの周りには、大きく打って出るより、小さなことを一つずつ・少しへりくだるくらいの姿勢で進むのが合っている——そんな空気が流れているようです。

飛ぶ鳥が鳴き声を残していくように、高く昇ろうとするより、低く構えて足元を固めるほうがうまくいく。ささやかな調整や、地道な対応が実を結ぶ局面ですね。

ちょっとした問題に対応している時、大勝負は避けて手堅くいきたい時、控えめに振る舞ったほうが場が収まる時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「控えめさ」が安全につながるか、それとも引っ込みすぎ・出過ぎてかえって危うくなるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

出過ぎず、程よいところに収まる段階。控えめさが吉と出る時のようです。

今いる段階

六二(りくじ)

爻辞(原文)

過其祖、遇其妣、不及其君、遇其臣、无咎。

其の祖(そ)を過(す)ぎて、其の妣(ひ)に遇(あ)う。其の君(きみ)に及(およ)ばずして、其の臣(しん)に遇う。咎(とが)无(な)し。

今は、こんな時
本来の目標まで届かなくても、その手前の程よいところで、ちゃんと出会うべきものに出会える——そんな時です。一番上を狙わず身近なところで折り合う、トップではなく支えてくれる人とつながる、欲張らず手の届く範囲で満足する。背伸びせず、出過ぎず、控えめに振る舞うことが、かえって良い結果を生む。そんな心当たり、ありませんか?
とるべき行動
今は高望みせず、程よいところで手を打つのがよさそうです。「もっと上を」と無理に背伸びせず、目の前の縁や役割を大事にしてみてください。出過ぎずにいれば、咎められることのない時ですから、控えめでいることに引け目を感じなくて大丈夫ですよ。
気をつけたいこと
「もっと上を狙えるのに」という欲が出ると、せっかくの程よさが崩れてしまいます。今は、ちょうどいい場所に静かに収まることが正解。背伸びしたくなる気持ちを、そっと抑えておきたい時ですね。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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