今回出た卦

坤為地

こんいち

受け止めて、支えて、じっくり育てる時

卦辞(原文)

坤、元亨、利牝馬之貞。君子有攸往、先迷後得主、利西南得朋、東北喪朋。安貞、吉。

坤(こん)は、元(おお)いに亨(とお)る。牝馬(ひんば)の貞(てい)に利(よろ)し。君子(くんし)往(ゆ)く攸(ところ)有り。先んずれば迷い、後(おく)るれば主を得(う)。西南には朋(とも)を得るに利し、東北には朋を喪(うしな)う。貞(てい)に安んずれば吉。

今のあなたの周りには、自分から先頭に立って引っ張るより、人や流れを受け止めて、支えて、コツコツ積み重ねることで実っていく——そんな空気が流れているようです。

大地が静かにすべてを乗せて、草木を育てていくようなイメージですね。

誰かのサポートに回っている時、縁の下で支えている時、すぐには結果が出ないけれど続けることに意味がある時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「受け身でいること」が良い実りになるか、それともただ流されるだけで終わるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

才能を内に秘めて、控えめに支える段階のようです。

今いる段階

六三(りくさん)

爻辞(原文)

含章可貞。或從王事、无成有終。

章(しょう)を含みて貞(てい)にすべし。或(ある)いは王事(おうじ)に従うも、成すこと无くして終わり有り。

今は、こんな時
あなたには、光るものがある。でも今は、それを前面に押し出さず、内に秘めて控えめにしているのが良い時——なんてこと、ありませんか?誰かの下で動いている、チームの一員として支えている、人の仕事を手伝っている。もしそんな立場にいるなら、手柄を自分のものにしようとせず、与えられた役割を最後まで果たすことで、かえって信頼が静かに積み上がっていく時です。
とるべき行動
出しゃばらず、縁の下の力持ちに徹してみるといいと思いますよ。「成果は自分のものだ」と主張しなくて大丈夫。やり遂げること自体に価値があって、見ている人はちゃんと見ていますから。
気をつけたいこと
評価されないと感じて不満をためたり、途中で投げ出したりしないことです。今は「最後まで全うする」こと、それがそのまま実りになる段階なんですよ。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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