今回出た卦

山雷頤

さんらいい

何を取り入れ、何で自分を養うかが問われる時

卦辞(原文)

頤、貞吉。觀頤、自求口實。

頤(い)は、貞(ただ)しければ吉(きち)。頤(やしな)うを觀(み)て、自(みずか)ら口實(こうじつ)を求(もと)む。

「頤(い)」は口やあごをかたどった字で、「養う」という意味を持っています。

今のあなたの周りには、何を食べ、何を口にし、誰と過ごし、どんな情報や言葉を取り込むか——つまり自分の心と体を、何でどう養っていくかが、静かに問われている空気が流れているようです。

体調を整え直している時、生活や習慣を見直している時、誰か(後輩・子ども・チーム)を育てている時、あるいは「自分は何に頼って生きているんだろう」と感じている時に、この卦はよく出ます。

ただ、その「養い」が自分を健やかに育てるものになるか、それとも欲や甘えに流れて自分を損なうものになるかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

助けを求める相手や向きを、間違えやすい段階のようです。

今いる段階

六二(りくじ)

爻辞(原文)

顛頤、拂經、于丘頤、征凶。

頤(やしな)いを顛(さかさ)にし、經(つね)に拂(もと)る。丘(きゅう)に頤(やしな)いを求(もと)む、征(ゆ)けば凶。

今は、こんな時
自分で養うべきところを、筋ちがいの相手にねだってしまう——常道から外れた頼り方をしてしまいやすい時です。本来は対等であるべき相手に寄りかかる、頼ってはいけない人に「なんとかして」と甘える、立場が上の人へ無理なお願いを重ねる。そんなふうに、頼る矛先がズレていませんか?
とるべき行動
今は、無理に動いて何かを得ようとしないほうがよさそうです。誰に・何を頼るのが筋なのか、いったん落ち着いて整理してみてください。向きを正すまでは、急いで前に進まないのが安全です。
気をつけたいこと
このまま筋ちがいの頼り方で突き進むと、進めば凶と出ています。動くこと自体が悪いのではなく、「ズレたまま動く」のが危ういんです。まず向きを直す。それからでも遅くありませんよ。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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