今回出た卦

雷火豐

らいかほう

勢いが満ちて、絶頂に近づいていく時

卦辞(原文)

豐、亨、王假之、勿憂、宜日中。

豊(ほう)は、亨(とお)る。王(おう)之(これ)に假(いた)る。憂(うれ)うる勿(なか)れ、日中(にっちゅう)に宜(よろ)し。

今のあなたの周りには、ものごとが大きく盛り上がり、豊かさや勢いが最高潮に近づいていく——そんな華やかな空気が流れているようです。

真昼の太陽がいちばん高く昇るような、明るく満ち足りた局面ですね。成果が膨らみ、人が集まり、注目を浴びる。そんなイメージの卦です。

仕事や活動が一気に盛り上がっている時、注目されて勢いに乗っている時、大きな成功を手にしている時に、この卦はよく出ます。

ただ、覚えておいてほしいことがあります。太陽は真昼を過ぎれば、必ず傾きはじめる。だから、この豊かさを長く保てるか、それとも頂点でかげりが差すかは、あなたが今どの段階にいるかで変わってくるんです。

だから、この先の「今いる段階」が、いちばんの答えになりますよ。

易の案内人・玄 玄の見立て

対等な相手と出会う段階。一緒に進めば、ちゃんと評価される時です。

今いる段階

初九(しょきゅう) ― いちばん最初の段階

爻辞(原文)

遇其配主、雖旬无咎、往有尚。

其の配主(はいしゅ)に遇(あ)う。旬(ひと)しと雖(いえど)も咎(とが)无し、往(ゆ)きて尚(たっと)ばるる有り。

今は、こんな時
自分と釣り合う、対等な相手やパートナーに出会えている——そんな手応え、ありませんか?力量の近い仲間ができた、ちょうどいい協力者と組めた、お互いに高め合える関係が始まった。盛り上がりの入り口で、横に並んで進める相手を得る。今は、そんな良い出会いの段階だと思います。
とるべき行動
今は、その相手と遠慮なく手を組んで進んでいくのがよさそうです。対等だからといって張り合う必要はありません。立場が同じくらいでも、一緒に進めば咎められることはなく、むしろ評価される(往きて尚ばる)時ですから、安心して力を合わせてみてください。
気をつけたいこと
「相手と同じくらいの実力だと、いつか張り合いになるかも」と身構えすぎないことです。今は、対等さがプラスに働く段階。競争相手ではなく、共に登る仲間として付き合えると、二人とも伸びていきますよ。
易の案内人・玄
玄との相談

そのまま玄に話しかけられます。

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